ASEANの中でも勢いのある市場

カンボジアは近年急速な経済成長と都市開発を遂げている世界で注目されている国です。
不動産市場においても、「高い賃料利回り(インカムゲイン)と物件価格上昇による売却益(キャピタルゲイン)」が期待できる点から、多くの外国人投資家が参入しています。
米ドル建ての不動産取引が一般的なため、世界の基軸通貨であるドル資産運用所有が可能です。
さらに、カンボジアでは外国人によるコンドミニアムの区分所有が合法で、固定資産税や共益費等の維持費用も抑えられています。
特に2010年代からカンボジア不動産周りの法整備や運用が整い、物件品質とデザイン性の成長やデベロッパーの実績も見えてきました
今後も都市インフラや外国企業の進出が加速する中、カンボジアの不動産は「今だからこそ仕込めるフロンティア投資先」として、大きな注目を集めています。

①人口増加と経済成長

カンボジアは2070年頃まで増加すると予想されております。
また、カンボジアの人口ピラミッドから人口ボーナスによる経済成長が見込めます。
人口増加と高い経済成長率により現地カンボジア人の購入ニーズと購入層が増加し、不動産マーケットの健全な成長が予想されます。

カンボジアはこれまでポルポト政権時に破壊された国内のインフラ、法律、経済、教育・技術面での課題を解決していたフェーズでしたが、近年大幅に整備されてきました。
国内の整備が落ち着き、国際的な経済連携をより強めており、今後さらなる成長が期待されます。

(例)
新しいプノンペンの大型国際空港と新国際線の開拓はこちらから
・新しい港と貿易ラインの開拓
・タイやベトナムを繋ぐ電車や高速道路
・国外企業を誘致する経済特区の整備
・経済活動を後押しする各業界の法整備

②プノンペンの都市化

プノンペンの急速な都市化は過去20年ほどで顕著に進展しており、経済発展や不動産市場への注目が高まる大きな要因の一つとなっています。
急速な都市化の背景
①経済成長
・カンボジアは2000年代以降、年平均7%前後の経済成長を達成してきました。
・縫製産業や観光、不動産・建設分野への外国直接投資(FDI)の増加が、都市化を加速させる要因になっています。
・外国企業にも注目され企業進出が活発になっています。


②農村から都市への人口移動
・若い世代を中心に、農村からプノンペンなどの都市部へ仕事を求めて移住する動きが活発です。
・これにより都市人口が急増し、住宅の需要が高まっています。

③インフラ整備(=人々の生活や経済活動を支える社会基盤)
・日本や中国はじめとする国々からの支援により、道路、橋、空港などのインフラ整備が進められています。
・外国人にも住みやすい街となり、外国人居住者が増加しています。

③外国人投資家に対する規制が少なく、自由度が高い

カンボジアは他東南アジアよりも外国人投資家に対する規制が少なく、自由度が高いことが魅力です。
カンボジアの不動産の所有権制度は、東南アジアの中でも比較的シンプルかつ投資家にとって魅力的な側面を持っています。ただし、外国人とカンボジア人で所有できる範囲に違いがあるため、正しい理解が必要です。

【不動産規制について】
1. 外国人でも合法的に不動産を所有できる
外国人に対してコンドミニアム(区分所有)の所有権を認めています。
他国例:ベトナムは所有権が認められておらず、土地使用権となる。


2. 送金規制や縛りがない
カンボジアは物件を購入する際の支払い方法の選択肢が豊富です。現地の銀行口座に現金、国際送金、仮想通貨等で入金し、現地からドルで支払うことが可能です。
他国例:タイはタイ国外の銀行からタイバーツ以外の外貨で国際送金手続きが必要。

3. 許認可や最低購入価格がない
カンボジアは外国人への許認可や最低購入金額がなく、手頃な価格から購入可能です。
他国例:マレーシアは外国人への許認可取得や最低購入価格有り。


4. 税制が比較的シンプルで現地カンボジア人と同条件
資産譲渡税:物件評価額の4%
土地建物税:物件評価額の0.1%
*今後売却時に所得税(キャピタルゲイン課税)が発生する可能性あり。
他国例:シンガポールは買手が外国人の場合、現地シンガポール人も支払う印紙税に加えて追加の印紙税が課される。 

④ドル経済と魅力的な定期預金利回り

カンボジアが「米ドル経済」であることは、不動産投資やビジネスにおいて非常に大きな魅力のひとつです。
カンボジアでは、「公式通貨はリエル(KHR)」ですが、実質的な経済活動の大半は米ドル(USD)で行われています。

米ドル経済の特徴とメリット

1. 通貨分散
不動産投資、賃貸収入、商取引が米ドル建てで完結。
世界基軸通貨の米ドルは他通貨と比べて安定性が高く、分散先の通貨として魅力的。

2. 価格表示・家賃も米ドル
不動産の販売価格、賃貸家賃、ホテル代、レストランの支払いまでもドル表記が主流。
ATMからも米ドルが引き出せる(リエルも併用可能)。

3. 資金の出入りがしやすい
多くの銀行がドル建て口座を提供しており、国際送金や引き出しもスムーズ。
外資系企業や個人投資家にとって、資金運用が柔軟です。

投資家にとって「東南アジアで米ドル資産運用が可能」な国は大きな魅力です。

【銀行定期利回りも高い】
カンボジアの銀行定期預金(定期口座)は、ドル建てで4〜6%と非常に高い利回りが得られることで注目を集めています。
特に日本や他の先進国と比べて利率の差は歴然です。

一定額を分散して“カンボジア定期預金”という選択肢を持つことで、資産防衛と利回り確保の両立が可能です。

高金利(USD建てでも高利回り)

通貨       利率(年利)                           備考
米ドル(USD): 約4〜6%                                    メガバンクでの1年定期例
リエル(KHR): 約6〜8%                                   インフレリスクありだが高利回り
日本円(JPY) : 0.01〜0.1%程度(参考)                       日本の銀行と比較すると利回りは圧倒的差

※2025年時点の一般的な数値。実際の利率は銀行・預金額・期間により異なります。

銀行の利回りはこちら

 

⑤将来の移住先としての可能性

カンボジアは日本に近い宗教観とおおらかな人柄、ビザ取得も比較的容易で移住先としても魅力的な国です。
近年、シンガポールやタイ等海外への移住が注目されていますが、いざ移住したいと思った際には物件価格や賃料が上昇し、為替レートの変動もあり移住を諦められる方もいらっしゃいます。

そのようなインフレヘッジ・為替ヘッジとして、現在は移住を検討されていらっしゃらない方でも5年、10年後に海外へ移住したい可能性がある方や有事の際に避難先を確保したい方には将来の備えとして購入し、賃料収入(ドル)を得ながら移住の判断することもオススメです。

移住詳細はこちらから