2025年カンボジア祝日カレンダー
2025年カンボジアの祝日・連休をまとめました。
こちらを参考にカンボジアでの旅行やイベントの計画に役立ててください。
また、祝日によっては公共施設が閉鎖されている場合や混雑の可能性もあるので、旅行の計画の際には注意してください。
2025年カンボジア祝日一覧
1月1日 (水):元旦(International New Year Day)
1月7日(火):虐殺政権からの解放の日(Victory over Genocidde Day)
3月8日(土):国際女性の日(International Women’s Day)
4月14日(月)~16日(水):クメール正月(Khmer New Year)
5月1日(木):労働者の日(メーデー)(International Labor Day)
5月11日(日):仏誕節(Visaka Bochea Day)
5月14日(水):シハモニ国王誕生日(King Norodom Sihamoni’s Birthday)
5月15日(木):王室耕作儀式(Royal Ploughing Ceremony Day)
6月18日(水):エリザベス女王誕生日(Queen Norodom Monineath Sihanouk’s Birthday)
9月21日(日)~23日(火):プチュム・ベン(Pchum Ben Days)
9月24日(水):憲法記念日(Constitutional Day)
10月15日(水):ノロドムシハヌーク前国王記念日(命日)(Commemoration Day of Former King Norodom Sihanouk)
10月29日(水):シハモニ国王即位記念日(King Norodom Sihamoni’s Coronation Day)
11月4日(火)~6日(木):水祭り(Water Festival)
11月9日(日):独立記念日 (Independence Day)
12月29日(月):平和記念日(Peace Day in Cambodia)
祝日・連休中の注意点
祝日中は、特にローカルな行事が集中する地域で、交通渋滞や混雑が予想されます。(独立記念塔周辺など)
また、多くの地元の商店やオフィスが休業することがあるため、予定を立てる際には施設やサービスの営業状況を確認しておくことをおすすめします。
①交通渋滞
祝日の連休、特にクメール正月や水祭りの時期には、国内の主要都市や観光地への移動が多く、交通が混雑することがあります。特にシェムリアップやプノンペンのような観光地では、観光客や地元の人々が集まり、交通渋滞が発生する可能性があります。
②営業時間の変更、お休み
店舗の営業時間が大幅に変更されることがあります。また宿泊施設の予約が取りにくくなることもあるので事前に調べて計画を立てておくと良いです。
③連休前後はスリ、ひったくりが増加する
市場や観光地など人の多く集まる場所ではスリ被害が発生しています。
また、交通手段として利用されているTukTukに乗る際にも貴重品等狙われることがあるので注意が必要です。
多額の現金を持ち歩かない、手荷物は常時視野に入るように、身体の正面でしっかりと持つことが大切です。
カンボジアの祝日は、カンボジアの文化や歴史を肌で感じられる特別な日であり、より深くカンボジアを知ることができます。
カレンダーを確認しながら、混雑や施設の休業などにも備えて、事前に旅の計画を立ててみましょう。
カンボジアでは中華正月も大切
カンボジアでは、年に3回のお正月があります。
1つ目は日本と同じ1月1日に行われるもの、
2月頃(毎年日にちは変わる)にはチョール・チュナム・チェンと呼ばれる中国暦の旧正月に行われるもの、
4月中旬にはカンボジアのクメール正月というものがあります。
※カンボジアでは中華正月(2025年は1月29日水曜日)は、休日とされていませんが、前後併せて休業とする企業・職場が多い
中華正月はカンボジアではあまり関係ないかと思いますが、意外とカンボジアにも影響があり期間中は正月雰囲気がただよいます。
カンボジアには、古くから中国系民が多く住んでいることから、中国の文化や習慣も伝えられてきており、中国暦のお正月があると言われています。
中国のお祝いと同じように紙幣(100ドル札)に似せて作ったものを燃やして金銭の成功を願ったり、お祝いの食事をとるのが一般的となっています。
またカンボジアでは中華正月に日本でいう「お年玉」、クメール語で「アンパオ」と呼ばれる赤い封筒に入れて小さな子供たちにお金をあげます。中国の伝統によると、赤い色は幸運、幸運、幸福または豊かさを意味します。
カンボジアの休日を詳しく解説
元旦:1月1日(水)
元旦はカンボジアの国民が新しい年の始まりを祝う日です。
カンボジアにはクメール正月があるので、この日は特別な行事等は行われませんがカンボジア全体で様々な祝賀活動が行われます。
虐殺政権からの解放の日:1月7日(火)
虐殺政権からの解放の日は1979年のカンボジア内戦終結と、ポル・ポト政権の崩壊を記念する日です。ベトナム軍がカンボジアに侵攻し、クメール・ルージュ政権を倒したことにより、長年続いた内戦が終結しました。この日は平和を祈る儀式が行われます。
国際女性の日:3月8日(土)
女性の権利と平等を祝う国際的な日。
カンボジアでは、女性の権利や地位向上に関する意識が高まっており、学校や公共の場で啓発活動やイベントが行われます。
クメール正月:4月14日(月)~16日(水)
クメール正月は、カンボジアの最も重要な伝統的な祝日で、3日間にわたって祝われます。家族が集まり、寺院で祈りを捧げ、旧年の災難を払い、新しい年を迎える儀式が行われます。クメール正月は“Choul Chnam Thmey”(新年の到来の意)と呼ばれており、この時期は村人が農作業から一息つける時期でもあります。
労働者の日:5月1日(木)
労働者の日は、労働者の権利を守る重要性を認識するための国際的な祝日です。カンボジアでもこの日は労働者の貢献を祝うため、労働環境の改善を訴えるイベントやデモが行われることがあります。また、企業や工場は休業日とすることが多いです。
仏誕節:5月11日(日)
その名の通り、仏様の誕生日になります。満月にあたる日になるので、毎年日にちが変わります。
仏教徒が仏陀の誕生、悟り、そして涅槃に至る日を祝う仏教行事です。カンボジアの僧侶たちは寺院で特別な祈りを捧げ、信者たちは寄付を行うなどして仏教の教えに従います。
シハモニ国王の誕生日:5月14日(水)
ノロドム・シハモニ国王の誕生日は、カンボジアの王室を祝う日です。カンボジア中で様々な祝賀行事が行われ、国王の指導力に感謝する機会となっています。
国民は祝賀ムードの中、パレードや文化イベントを楽しみます。
王室耕作儀式:5月15日(木)
王室耕作儀式は、カンボジアの王室が農業の豊作を祈る伝統的な儀式です。この儀式は、農民が豊かな収穫を得るために行うもので、王室が関与する重要な祭事となっています。伝統的な儀式の一環として、儀礼が寺院で行われます。
エリザベス女王誕生日:6月18日(水)
エリザベス女王誕生日は、カンボジアにおいてイギリスの国王誕生日を祝う日です。この日はイギリスとの歴史的なつながりを記念するもので、特にイギリス領だった時代の影響を受けた行事が行われます。
プチュム・ベン:9月21日(日)~23日(火)
日本のお盆と同じで、祖先祭祀の意味をもつ仏教儀礼です。太陰暦の10月の満月の日から15日間にわたって行われ、陰暦15日を挟む前後の3日間が祝日となっています。人々は寺院に足を運び、亡き祖先に供物を捧げ、死者の霊を慰めます。家族と共に過ごし、先祖への感謝を示すための重要な期間となっています。
憲法記念日:9月24日(水)
憲法記念日は、カンボジアの憲法が施行されたことを記念する日です。国民が憲法の重要性を再認識し、法の支配を守る決意を新たにする機会となります。
式典が行われることが多く、国の未来を祝う意味も込められています。
ノロドムシハヌーク前国王記念日(命日):10月15日(水)
故国王陛下の追悼日は、カンボジアの故国王に対する敬意を示す日です。国民はこの日、故国王の功績を振り返り、その遺産を敬い、特別な追悼行事を行います。国民全体で静かな祈りと敬意を表す1日となっています。
シハモニ国王即位記念日:10月29日(水)
ノロドム・シハモニ国王戴冠式の日は、カンボジアの国王の即位を祝う特別な日です。
この日には王室の権威が象徴され、国家の安定を祈る式典が行われます。国民はこの記念日を祝うために集まり、儀式に参加します。
水祭り:11月4日(火)~6日(木)
水祭りは、カンボジアの伝統的な水祭りで、メコン川での船レースや祭りが行われます。
雨季明けを祝う祭りでもあり、水の神々に感謝を捧げ、豊かな漁業と農業を祈る行事です。大規模な祝賀行事が各地で行われ、多くの観光客も訪れます。
独立記念日:11月9日(日)
独立記念日はカンボジアがフランスから独立したことを祝う日です。
1953年に独立したこの日には、パレードや式典が行われ、カンボジアの自由と独立を祝います。国家の誇りを示す重要な祝日です。
平和の日:12月29日(月)
平和の日はカンボジアで戦争の終結と平和の重要性を祝う日です。1975年からの内戦を乗り越え、1998年12月29日に内戦が完全に終結したことを記念して、平和が戻ったことを祝う意味が込められています。この日は国民が一堂に会し、平和の尊さを再確認する日として重要です。
カンボジア・プノンペンの生活・不動産のことならボランテ不動産にお気軽にご相談ください。
現地在住の日本人スタッフが様々なご質問にお答えします。
【お問い合わせ先】
馬原メール: mahara.a@volonterealestate.com
馬原LINE ID: amonmahara