2025/02/04 賃貸物件情報 不動産コラム

プノンペン賃貸事情

カンボジアの住居タイプ

カンボジアで賃貸物件を借りようと調べていると、コンドミニアム、サービスアパートメント、アパートメント、ヴィラ(一戸建て住居)、プテアロベーン(フラット/タウンハウス)などが出てきます。タイプは様々あり、予算や目的に合わせて選ぶと良いでしょう。カンボジアならではのローカル向け住居から日本同等もしくはそれ以上の暮らしができるサービスアパートメントまで幅広いです。

①コンドミニアム

特徴:コンドミニアムとは、日本でいうマンションや分譲アパートのことを指しています。各部屋で所持しているオーナーが異なります。コンドミニアムでも物件管理室が部屋を管理している場合とオーナー個人もしくはオーナーが管理を委託している会社が管理する場合があります。
お部屋を借りる場合は誰が管理をしているのか事前の確認が必要です。
オーナー個人が管理している場合はオーナーにより対応が遅れたりする場合があり注意が必要です。

②サービスアパート

特徴:家具が備え付けてありセキュリティサービスがついたアパート。ホテルのように生活に必要な備品が揃っていたり、24時間常駐の管理人や、ジム・プール・ラウンジなどが付いている建物も多いです。1カ月から契約を受け入れているところもあり、短期滞在者にとっては気軽に入居できます。管理対応も良い場合が多いです。

③アパートメント

特徴:建物及び敷地全体をオーナー自身もしくは家族で管理していることが多いです。築年数が経っているもののお部屋が広い物件が多く、またペット可物件も多いのでファミリー層に人気の物件タイプです。

④ヴィラ(一戸建て住居)

特徴:家族連れなら一戸建て住居も選択肢の一つです。友人と同居をする在住外国人も多いです。一戸建てなら、ペットを飼うことも可能ですが、問題はセキュリティです。外国人在住者は目立つため、外出中や家族旅行中に泥棒に狙われやすく、防犯対策が必要と言えます。

⑤プテアロベーン(フラット/タウンハウス)

特徴:一般的にカンボジアに多い複合商業向け物件(間口5m、奥行き8~20m程度)の上階部、もしくはまるごと縦一棟を貸し出ししている物件です。通常一階部は商業施設になるため値段は高いが、上階部になれば割と安く貸し出しているところもあります。
一階部分がレストランやバーなどの場合は害虫や騒音に留意しなければなりません。

おすすめエリア

①BKK1(ボンケンコン )
プノンペンの中でも各国の駐在員が集中するブランド化したエリアです。徒歩圏内に日系レストランや中規模スーパーが集積しているので生活に便利な一方、賃料相場は他のエリアに比べて高いです。
ご予算に余裕のある駐在員の方や外食が多い方にオススメなエリアです。

②TTP(トゥールトンポン)
ローカルマーケット(ロシアンマーケット)が有名で現地住民や観光客が集まり欧米系のレストランやおしゃれなカフェが多いです。
生活に便利ながら比較的上記エリアよりも賃料が抑えられるため、外国人リタイアメント/現地採用者/ノマドワーカー等が多いエリアです。

③トンレバサック
AEON MALL1や日本を含めた各国大使館、カンボジア政府機関が所在しており、比較的閑静で治安の良いエリアのため駐在員ファミリー層に人気です。
BKK1に近いエリアには在住外国人に人気の路地裏レストラン街バサックレーンもありナイトライフも充実しています。

④TK(トゥルーコック)
近年開発が進んでいる新しいエリアで、広い道路やイオン2等、インフラが整ってきています。インターナショナルスクール・大学が集積しているので、通学を重視した外国人富裕層ファミリーや日本人留学生が多いエリアです。

家賃、立地(通勤が便利、学校や職場の近く)を考慮しながら自分に合った住まいを探しましょう。

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