カンボジア 害虫駆除事情【Vorn Sun Servicesインタビュー】

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カンボジア害虫駆除事情
カンボジアには、日本とは異なる種類・規模・発生頻度の「害虫問題」があります。これは高温多湿な熱帯モンスーン気候、都市インフラの発展状況、建築の構造や公衆衛生の違いに起因しています。
1. 気候と害虫の活性
・年間を通じて高温多湿(30〜35℃、湿度80%以上)
・害虫の発生時期が 「一年中」
・特に雨季(5〜10月)は湿気・水たまりが多く、ゴキブリ・蚊・シロアリ・ハエの繁殖が活発
2. 主な害虫と健康リスク
害虫 | 被害内容 |
---|---|
ゴキブリ | 飲食店・家庭で多発。下水経由で侵入、病原菌の媒介 |
シロアリ | 木造・RC建築問わず内部から侵食。被害に気づきにくい |
蚊(デング・マラリア) | デング熱の発症率が高い地域。都市部でも感染リスクあり |
ネズミ | 食品汚染・電線破損・感染症(レプトスピラ症等) |
ハエ・アリ | 飲食店に多く、不快・衛生リスクあり |
3. 駆除サービスの現状
・ローカル業者が主流:経験ベースで活動。技術力にバラつきがある
・有名業者:Vorn SUN Services、ORKIN Cambodia、Anticimex Cambodia、PestLab、など
・サービス内容:
-薬剤噴霧(スプレー・ミスト)
‐ベイト設置
-建物内外の封鎖
-シンク下、パイプ周りの封鎖や殺虫
-一部でIPM(総合的有害生物管理)対応あり
4. 使用薬剤と安全性
・一部業者はWHO推奨・輸入薬剤(Bayer、Sumitomoなど)を使用
・一方で、強い薬剤(安全性不明)を使う業者も存在
・規制が日本ほど厳しくないため、使用薬剤の確認は利用者側の責任が大きい


日本とカンボジアの害虫駆除の違い
日本とカンボジアでは、気候・建物構造・生活様式・法制度の違いにより、害虫駆除(ペストコントロール)のアプローチや主な対象害虫、サービス提供のスタイルが大きく異なります。
【文化・衛星観の違い】
日本
→ 室内の清潔保持が前提。見た目に1匹出ただけで問題視される
カンボジア
→ 気候・建築・周囲環境の影響で、ある程度の害虫の存在は容認されている場合もある(特に蚊、ヤモリなど)
【サービス内容の違い】
日本
・事前の調査と見積りが丁寧
・例:「ベイト式シロアリ駆除」「外周フェロモン設置」「発生源追跡」など科学的手法
・保健所との連携や法律に基づくサービスが多い
カンボジア
・駆除=殺虫剤散布という業者も多い
・例:「キッチンや天井裏への薬剤噴霧」「隙間封鎖」など、実務中心の対応
・国際基準(HACCP対応など)に準じた業者も一部あり(例:Anticimex、PestLab)

Vorn SUN Services


「Vorn SUN Services」は、プノンペンを拠点とする害虫駆除サービス業者。プノンペンで家庭やオフィス、建築物向けの害虫駆除と清掃を一括で提供する地元業者。日本人スタッフがヒアリングから現地作業への立ち合いまでしっかりと対応しています。
アフターケア面でも信頼できるサービス業者です。
特にキッチンやパイプ周辺などで効果を発揮し、安全性と即効性の高い駆除が可能。駐在員や日本人居住者にも利用しやすく、定期的な予防プランにも対応しています。

<インタビュー>
【サービス内容】
見積はもちろん行いますが、まずは現場をみてから判断します。
レストランやカフェなどでは、食材の近く、調理器具の近くに薬剤をまかないでほしいと言われることが多いため、お客さんの要望に応えながら作業をします。
また、害虫駆除サービスを行うことだけではなく、害虫がどこから侵入しているのか、これをどうしたらいいのかという点や原因などをお客様に伝え、今後の防止につながるように努めています。
例)衛生指導、お店の掃除の仕方など教える
【魅力】
ヒアリング:お客さんに対してしっかりヒアリングをしてから駆除作業行う。
アフターケアもしっかりやっている、カンボジアのローカル業者ですが、日本人スタッフがサポートをしている会社。
費用もローカル価格なので、リーズナブルです。
例)アパート1室の場合の費用(サイズによって異なる):1室35ドル~
一般家庭でも受け付けていますが、プノンペンから移動距離がかかる場合は費用がプラスされる場合があります。
【お問い合わせ先】
Vorn SUN Services 片岡:010-835-064 (テレグラム)
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現地在住の日本人スタッフが様々なご質問にお答えします。
【お問い合わせ先】
馬原メール: mahara.a@volonterealestate.com
馬原LINE ID: amonmahara